2016年12月 youはどうしてモロッコへ3-青い街シェフシャウエン-@1st

12月の山奥で水のシャワーしか出ない
ここシェフシャウエン(なぜか日本人には通称「シャウエン」)は青の街として有名らしいけど、いかんせん到着21時っすよ。
完全なる黒色です。車窓から身を乗り出して外を見るも「全然っ青くなくてつまんねー」思わずむくれると大門も
今はディープブラックだから仕方ないべ?明日見なよ。明日見られるんだから我慢しな。
日本人の思うホスピタリティとは真逆のやっすい慰めをくれたところでホテルに到着。とにかく一人になりたくてなりたくて、大門とも早くおさらばしたい一心の私。大門も明日の待ち合わせ時間だけ伝えてとっととどっかに行きましたとさ。
はーーーーーーーーーーーーーーっ。疲れたしか出てこない~



ベッドに体を横たえたい衝動をなんとか我慢して、お部屋チェックです。わー!かわいい!女子供が好きそうだな~私はあんまりこういうのには萌えないタイプですが、そんな私でも「かわええ」と思うような世界観。この色の壁を見ると、東京京橋のインド料理の名店、ダバインディアを思い出すあなたは南インド通でしょうwwととと、ここはモロッコですけど。
なんとなく部屋の清潔感に安心を覚え、早速疲れをとるべく入浴タイムとすることに。 この日はシャワー浴びて寝るだけにして、明日朝から観光します。
本気でモロッコくそ寒いわ。サハラ砂漠があるっていうから熱帯気候なイメージだったけど…本気で普通に冬だわーとっととシャワー温まって~と蛇口をひねること3分…って冷てぇぇぇ!
シャワーのお湯が出ないのはデフォ
モロッコはお湯がすぐ出なくなるからやばいっては聞いていたけれども、無くなる前にそもそも出ないんですか? すでにセクシー紅緒、生まれたまんまのスポポになったのに~クッソ寒いのに下手に水を浴びてしまって…もう神はなんの試練を私に与えたもうたのか胸倉つかんで詰問したい。そんな衝動をおさえて再び受付に戻って文句いいます。
英語よりも怒りを伝えることが大事でしょ?疲れからくる謎の強気でノーブラぶらんぶらんなくせに受付のあんちゃんに詰め寄ります。お湯どないなってんねーん!(実際はウォーター、ホット!!!の2語のみwww)
あー?僕英語ダメなんだよねー? つかホットウォーターくらいホテルマンなら覚えておけよーー英語以前の問題だし、なんとかしようとしやがれってんだ!と怒鳴りたいのにこっちも負けずに英語ダメなもんでひたすらむくれてみたところ… 運良く英語を話せるおじさんが通り過ぎたのでひっつかまえることに。
聞けばお湯は3分くらい流しっぱなしにしないとお湯がこないんだって! 3分っすよ? ってさっきもそれくらい流してたんすけど、そうすっか。ひたすら流しつづけりゃいーんだろ?貧乏国家に気を使ったのに(失礼)、自宅でもやらないくらい15分水を流し続けて…やっとお湯らしきものが出てまいりました。心身ともに冷え切ってるのに、こんな白湯みたいなもんでどないあったまれっちゅーねん!と叫びたくても一人旅。言葉を飲み込んでひたすら寝ようとします。
ひとりで来てさみしいでしょ?
せっかく着替えて寝るしかねーなと構えたところでドアがトントン、トントン。と響きます。私って幻聴聞こえるくらいに疲れてるってこと?やばくねえ?一生懸命瞳を閉じるも「トントン、トントン…ハロー」
ぎゃあああああああああああああああああ!って人?人?つか男???
…すぐに察しましたともっ。
モロッコでは男が異国の女を見るとすぐにヤラせてくれると思って近づいてくるんでしょ?しかもホテルで従業員も平気でそういう風にしてくるってネットで見たもん!!(どんな情報網だよ…)
ネット情報通り、決して扉は開けずにお断わりするも…タイトルの通り言われてもうなんだか情けなくって。
ひとりで何が悪いのよ。さみしいわけないじゃん。でも本当はもう日本に飛んで帰りたい。それをさみしいといえばさみしいのかも。ってでもお前はお呼びじゃねええええええ!
一心不乱でしかとすること5分(長い)。やっとハローメンはいなくなった模様ですが、布団にくるまってガタガタ震えがとまりませんでした。(ただの湯冷め)
もう色々規格が違すぎてモロッコ、若干嫌いになりつつ寝ました。先が思いやられるし、ちょっと10日もいたくないかも…
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